Facebook、データ使用ポリシーの改定案を発表

　米Facebookは11日、データの使用に関するポリシーの改定案を発表した。

　Facebookでは、アイルランドのデータ保護コミッショナーからの指摘を受けて、2011年12月にポリシーを改定。さらに透明性を高め、よりわかりやすいガイドの作成に取り組んできたとして、ポリシーの改定案を公表した。

　Facebookでは、新しいポリシーはデータの扱い方の変更ではなく、現在のポリシーの記述を補足するための具体例や説明、前回の改定以降に追加された新機能についてのポリシーを加えたものだと説明している。

　新しいポリシーには、電球のアイコンの付いたヒントや、ヘルプセンターへのリンクなどを追加。Cookieや同様の技術の使い方を説明する新しいセクションや、Facebookの運営、広告、ユーザーのセキュリティ保護の促進目的でデータをどのように使用しているかといった情報を記載。また、タイムライン機能が全ユーザーに適用されるようになったことに合わせて語句を変更するとともに、Facebookに投稿した情報を一度に確認できる「アクティビティログ」ツールに関する説明も加えた。

　Facebookでは、ポリシーの変更点を説明したページを公開し、質問がある場合には日本時間5月19日午前9時までにコメントしてほしいとしている。また、日本時間5月15日午前1時から、ポリシーの改定に関してライブストリーミングによる説明会を実施する。