Androidアプリ対応のネットワークメディアプレーヤー「Xtreamer Prodigy」


 ハンファ・ジャパン株式会社は24日、メディアプレーヤー「Xtreamer」2製品を発売した。Androidアプリや3Dコンテンツに対応し、ギガビットイーサおよびIEEE 802.11b/g/n無線LAN機能を搭載した「Xtreamer Prodigy」が1万5900円、ネットワーク非対応の低価格モデル「Xtreamer Elvira」が4980円。いずれも同社直販サイト限定販売ブランド「UMAZONe」での販売となる。

Xtreamer Prodigy

 Xtreamer Prodigyは、チップセットにRTD 1186 750MHz(512MB DDR3メモリ)を搭載。H.264形式のハードウェアデコードに対応する。再生対応フォーマットは、ビデオがAVI/FLV/ISO/MKV/MPEG/VOB/WMVなど、オーディオがAAC/DTS/MP3/OGG/WMAなど、画像がJPEG/GIF/PNGなど。対応3Dフォーマットは、3D BD movies/SBS/Half SBSなど。再生を中断した場所から続きが見られるレジューム機能、音声付きで1.5倍速/2倍速での速送りができる「時短再生」機能を備える。

 ストレージは、別途用意した3.5インチSATAハードディスクを本体に内蔵可能。その場合もファンレスの内部設計で静音性を保つとしている。このほか、USB 3.0(スレーブ)×1ポート、USB 2.0(ホスト)×2ポート、SD/MMCカードスロット×1基を備える。Android 2.2で動作可能なアプリをインストールすることも可能となっている(すべてのアプリの動作を保証するものではない)。

 本体サイズは238×207×64mm(幅×奥行×高さ)、重さが約2.5kg。映像・音声出力端子は、HDMI、コンポジットビデオ、コンポーネントビデオ、光デジタルオーディオ、同軸デジタルオーディオ、ステレオRCAがそれぞれ1系統。電源はACアダプターで、操作は付属のリモコンで行う。

Xtreamer Elvira

 低価格モデルのXtreamer Elviraは、ストレージをUSBホスト接続(USB 2.0×2ポート)の外部メディアに限定することで、サイズダウンと低価格化を実現したという。本体サイズは135×105×43mm(幅×奥行×高さ)、重さは約155gで、こちらもファンレスの静音設計。映像・音声出力端子は、HDMI、コンポジットビデオ、光デジタルオーディオ、ステレオRCAがそれぞれ1系統。

Xtreamer ProdigyのGUI

Xtreamer ElviraのGUI




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(永沢 茂)

2012/5/24 18:12