ヤフー、メール内容解析でインタレストマッチ広告に反映へ
ヤフー株式会社は14日、Yahoo! JAPANのサービスで表示される一部のインタレストマッチ広告において、「Yahoo!メール」の件名と本文を機械的に解析し、その結果をもとにユーザーの関心と関連性の高い広告を表示すると発表した。
例えば、国内旅行の内容を含むメールを閲覧した場合、Yahoo!メールに国内旅行に関連した広告を表示する。今後はYahoo!ニュースやYahoo!オークションなど、Yahoo!メール以外のサービスにも同様の広告を表示する可能性もあるとしている。
Yahoo!メールでの表示例 |
Yahoo!メールの件名と本文は機械的に解析するため、検索結果から個人や本文を識別できない仕組み。メールの解析は8月1日以降を予定しており、初期状態では解析される設定となっている。解析を希望しないユーザーは専用ページから解析を無効にできる。
メールの件名と本文の解析を無効にした場合は従来通り、ユーザーが閲覧したYahoo! JAPANのサービスや、過去に入力した検索のキーワードなどに基づいた「行動ターゲティング広告」が表示される。
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(増田 覚)
2012/6/14 15:25
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