バッファロー、USB給電で動作する無線LANコンバーター「WLI-UTX-AG300/C」


 株式会社バッファローは19日、有線LAN端子内蔵のデジタル家電やPCをワイヤレス化するための無線LANアダプター(子機)「WLI-UTX-AG300/C」を発表した。IEEE 802.11a/b/g/n対応で最大通信速度は300Mbps。USB給電で動作する。8月上旬発売予定で、価格は4700円(税別)。

「WLI-UTX-AG300/C」

 バッファローでは「WLI-UTX-AG300/C」とほぼ同仕様の「WLI-UTX-AG300」を4月に発売済み。ハードウェア仕様は同一だが、パッケージデザインや内容物が異なる。具体的には、4月発売の「WLI-UTX-AG300」がデジタル家電の接続に特化したマニュアル類を同梱しているのに対し、「WLI-UTX-AG300/C」ではデスクトップPCをはじめとした有線LAN機器全般での使用を想定した構成となっている。パッケージにも、対応OSとしてWindows 7/Vista/XP/2000、Mac OS X 10.4以降が明記されている。

 内蔵USB端子からは給電のみを行い、ネットワーク接続は有線LANケーブルで行うのが特徴。このため、接続機種に応じてドライバーを準備する必要がない。また、AOSSおよびWPSに対応しているので、ボタンのプッシュだけで無線LANセットアップを完了させることができる。

 USB端子は可動式で、接続機器のUSBポート周辺形状に応じて設置方向を回転させられる。同梱のフレキシブルUSBケーブルを使えば、設置の自由度がより高まる。

 本体サイズは136×37×26mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は50g。なお、コンセント給電したい場合は、別売のUSB充電器が必要。


USB端子は可動式デスクトップPCへの接続イメージ

関連情報


(森田 秀一)

2012/7/20 13:04