米MS、Windows 8対応の「ムービーメーカー」「フォトギャラリー」を公開


 米Microsoftは7日、PC向けソフト「ムービーメーカー」「フォトギャラリー」のWindows 8およびWindows 7向けの新バージョンを公開したことを、公式ブログで明らかにした。PC向けソフトウェアのパッケージ「Windows Essentials 2012」に含まれており、現時点では英語版のみダウンロード可能。

 動画編集ソフトの「ムービーメーカー」と、写真編集ソフトの「フォトギャラリー」は、これまではWindows LiveシリーズのPC向けソフトパッケージ「Windows Live Essentials 2011」に含まれていたソフト。

 今回公開された「Windows Essentias 2012」には、ムービーメーカー、フォトギャラリーのほか、SkyDriveのクライアントソフト、Windows Live Messenger、Windows Liveメール、Windows Live Writer、Windows Liveファミリーセーフティが含まれる。PC間のファイル同期などを行う「Windows Live Mesh」がSkyDriveに置き換えられたほかは、Windows Live Essentials 2011と同様の構成となっている。

 新バージョンのムービーメーカーは、Windows 8環境では手ブレしている動画などを安定化させる機能を追加。このほか、フリーの音楽を検索して動画に付け加えるための機能や、編集画面で音声の波形を動画と重ねて表示する機能、新たなテキストエフェクトなどを追加した。また、動画のフォーマットについては、H.264をデフォルトとした。

 フォトギャラリーには、多数の写真から自動的にコラージュを作成する機能を追加。動画共有サイトの「Vimeo」が新たなパートナーとなり、フォトギャラリーやムービーメーカーで作った作品を簡単に公開できるようになった。


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(三柳 英樹)

2012/8/8 18:46