「WinMX」でゲームボーイ/DSソフトを違法アップロード、男性3人逮捕
福岡県警サイバー犯罪対策課などが15日、ファイル共有ソフト「WinMX」でゲームソフトを違法アップロードしていた男性3人を著作権法違反の疑いで逮捕した。一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が16日に発表した。
3人はそれぞれ、7月14日から8月1日までの間に、携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」または「ゲームボーイ」用のゲームソフトをWinMXを通じて権利者に無断でアップロードし、不特定多数のインターネットユーザーに対して送信可能な状態にし、著作権(公衆送信権)を侵害した疑い。
警察の調べによると、男性らは容疑を認めており、いずれも「ダウンロードしやすくするためアップロードしていた」などと供述。約1500ファイルを送信可能化していたものとして捜査を進めているという。
ACCSによれば、今回の3件の事件で違法アップロードされていたのがわかっているのは、任天堂「さわるメイドインワリオ」、カプコン「ロックマンエグゼ」、コーエーテクモゲームス「信長の野望」など。ニンテンドーDS用ソフトが43タイトル、ゲームボーイ用が20タイトル。
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(永沢 茂)
2012/10/17 06:00
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