Googleの第3四半期決算、Motorolaの営業損失で前年同期比で減益


 米Googleは18日、2012年第3四半期(7月~9月)の決算を発表した。

 売上高は141億ドルで、前年同期比で45%増加した。ただし、Googleの売上は115億3000万ドル(構成比82%)で、5月に買収が完了したMotorola Mobilityの売上が25億8000万ドル(同18%)ある。Googleのみでみると、前年同期比19%の増収となる。

 全体売上のうち67%(77億3000万ドル)はGoogleが保有するサイトからの売上、27%(31億3000万ドル)がパートナーサイトからの売上だった。パートナーサイトに分配するトラフィック獲得コスト(TAC)は27億7000万ドルで、Googleの広告収入の26%に相当する。

 GAAPベースの営業利益は27億4000万ドルで、前年同期の30億6000万ドルから減少した。Googleのみの営業利益は32億6000万ドルと増加したが、Motorolaが5億2700万ドルの営業損失を出したため減益となった。

 同じく当期純利益は21億8000万ドルで、前年同期の27億3000万ドルから減少した。


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(永沢 茂)

2012/10/19 18:11