ソーシャルで最もインパクトのある政治家は? AMNが集計


 アジャイルメディア・ネットワーク株式会社(AMN)は25日、複数のソーシャルメディアでのインパクト(影響力)を横断的に測定できる「ユーザーチャート」を用いて集計した、政治家のインパクトランキングを公開した。

 AMNが開発したユーザーチャートは、ソーシャルメディアのフォロワー数やフレンド数、被リンク数などの評価指標をもとに、各メディアの影響力をレベル化するもの。今回のランキングでは、政治家のTwitter、Facebook、ブログのデータを分析・集計した。

 1位は大阪維新の会の橋下徹(インパクト度数は70ポイント)、2位は自民党の河野太郎(69ポイント)、3位は無所属の東国原英夫(68ポイント)、4位は民主党の蓮舫(68ポイント)、5位は民主党の原口一博(68ポイント)だった。

 野田佳彦首相に関しては個人のTwitterおよびFacebookのアカウントは公式情報上になく、官邸が運営する「野田総理官邸ブログ【官邸かわら版】」と個人の公式サイト「野田よしひこ【明日への責任】」を計測したところ、トップ100から漏れる結果となった。

 AMNによれば、ランキング上位の政治家は複数のソーシャルメディアを使いこなし、情報発信を行うだけでなく、有権者の質問にも返答するなど、コミュニケーションツールとして積極的にソーシャルメディアを活用していたという。

 なお、ランキングトップ100にランクインした政治家の各ソーシャルメディアの利用率はTwitterが98%、Facebookが75%、ブログが91%だった。


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(増田 覚)

2012/10/26 06:00