URLを入力するとスマホサイト生成、グーグルがツール提供、1年間は無料
グーグル株式会社は28日、「GoMo」日本語版サイトにおいて、PCサイトをスマートフォン対応サイトに変換できるツールの提供を開始した。1年間は無料で利用できる。無料期間終了後は月額1180円。
GoMoとは「Go Mobile!」の略で、企業サイトのスマートフォン最適化を促進するGoogleのキャンペーン。GoMoのサイトでは従来より、URLを入力することでそのサイトのスマートフォン最適化度を診断してくれる機能を提供していたが、今回、スマートフォンに最適化したサイトの生成を行うツールが追加された。
GoMoのサイトのフォームにPCサイトのURLを入力し、「スマートフォンに最適化」ボタンをクリックするだけで使える。必要に応じてテンプレートやカラーパレットを選択したり、ナビゲーションメニューの編集、不要なコンテンツの削除、電話での問い合わせ用のワンクリックボタンの追加などカスタマイズも可能。ウェブブラウザー上でプレビューしながらスマートフォン対応サイトを生成できる。
スマートフォン最適化の例(AdWords日本版公式ブログより画像転載) |
作成したスマートフォン対応サイトは、メールアドレスとパスワードを入力してGoMoのアカウントを登録することで保存可能。リダイレクトやオリジナルサイトとの同期の設定、Google AdSense機能の追加なども行える。
このツールは、DudaMobileが提供している有料サービスを、GoMoのアカウント登録者向けに初年度無料で提供するもの。2年目以降は有料となるが、通常料金が月額1980円の同サービスを月額1180円の特別価格で利用できる。
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(永沢 茂)
2012/11/28 19:38
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