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サンワサプライ、使用電力などをスマホから確認できるスマートコンセント

 サンワサプライ株式会社は、電源コンセントに接続することでスマートフォンから電力管理が行えるスマートコンセント機器「TAP-TST13」を発売した。オープンプライスだが、同社直販サイトでの販売価格は2万4800円。

 TAP-TST13は、3P電源差し込み口を1口備えたスマートコンセントで、ここに接続した機器の消費電力を測定したり、自動的に電源をオン/オフすることなどができる。定格容量は10A・100V(1000Wまで)。

 無料提供する専用iOS/AndroidアプリをインストールしたスマートフォンをTAP-TST13と無線LAN(IEEE 802.11b)経由で接続すれば、電圧(V)、電流(A)、電源周波数(Hz)、力率(PF)、消費電力(kWh)、積算電力量(kWh)、積算電気料金(円)、CO2排出量(kg)をリアルタイムで計測できる。

 アプリから接続機器の電源をオン/オフできるほか、スケジュール管理機能も搭載。アプリから分単位で時間を設定することで、設定時間が経過したら自動的に電源をオフにしたり、設定した時間で自動的に電源をオン/オフすることも可能。なお、外出先から各種データの確認や電源のオン/オフは行えないとしている。

 TAP-TST13の本体サイズは45×37×92mm(幅×奥行×高さ)、重量は約110g。本体にも電源ボタンが付いており、手動での電源管理も行える。また、定格電力1000Wに対して何%の電力が消費されているのかを表示する4段階(5~20%、15~45%、45~75%、75~100%)のLEDランプも搭載。さらに、スマートフォンなどの充電に利用できるUSB充電ポートも備える。専用アプリの対応OSは、iOS 5.1.1以降、Android OS 1.6/2.2/2.3.5/2.3.6/2.3.7/4.0.3/4.0。

(永沢 茂)