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@niftyのウェブメールをかたるフィッシング事例が発生、関係機関が注意喚起

 フィッシング対策協議会は5日、プロバイダー「@nifty」をかたるフィッシングメールが確認されたとして、緊急の発表を行った。同日14時00分時点で該当フィッシングサイトの停止が確認されているが、類似サイトが再公開される恐れもあるため、注意を呼びかけている。

 今回見つかったフィッシングサイトは、@niftyのウェブメールを偽装している。@niftyを発信元とするかのようなセキュリティ警告メールでフィッシングサイトへ誘導し、@nifty IDとパスワードを入力させようとする。

 @niftyではフィッシング事例の発生を受け、正規の手段で同社ウェブメールにログインするためのURLなどを案内済み。万一、フィッシングサイトでIDとパスワードを入力してしまった場合は、すみやかにパスワードを変更してほしいという。

(森田 秀一)