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「Google Chrome 28」公開、リッチ通知に対応し、Blinkエンジンを採用

 Googleは9日、ウェブブラウザー「Google Chrome」の最新安定版となるバージョン28.0.1500.71を公開した。Windows版、Mac版、Linux版と、Internet Explorer向けプラグインのChrome FrameがGoogleのサイトからダウンロードできる。既存ユーザーは自動的にアップデートが適用される。

 最新版では、メールの新着などの通知をデスクトップに表示する「デスクトップ通知」機能が、画像などを使用する「リッチ通知」に対応。GmailやGoogleカレンダーなどのデスクトップ通知に対応しているサイトや、拡張機能、Chromeアプリから利用できる。現時点ではWindows版のみが対応しており、Mac版についてはまもなく対応の予定としている。

 また、今回のバージョンから、レンダリングエンジンが従来のWebKitから派生した「Blink」に変更された。

 セキュリティ面では、合計15件の脆弱性を修正。内蔵のFlash Playerについても、脆弱性を修正したバージョン11.8.800.97にアップデートされる。

(三柳 英樹)