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NTTコムウェア、ファンの関心ごとをつぶやきから分析する「InsightCatcher」

 NTTコムウェア株式会社は、Twitterユーザーのつぶやきを分析して興味・関心を把握するためのSaaS型サービス「InsightCatcher」を8月1日より提供する。初期費用が10万5000円、月額料金が10万5000円から。

 企業が自社商品やブランドなどに対してのような評判があるかつぶやきから分析するだけでなく、その商品・ブランドに関心を持っているユーザーを“ファン”として抽出し、ファンが他の分野でどのような興味・関心ごとがあるのかまで把握できるのが特徴。

 NTTコムウェアが特許出願中だという「ファン関心分析機能」では、まず、商品・ブランドなど特定のキーワードを含むつぶやきの中から、宣伝目的や意味のないつぶやきを排除した情報を抽出。一定期間のつぶやき回数や感情表現(ポジティブ/ネガティブ)などから、特定のキーワードに関心のあるユーザーをファンとして定義。ファンのつぶやきを再度収集し、芸能・音楽やスポーツといったジャンルに分けることでユーザーの関心の傾向を表示するという。

 利用は、ウェブブラウザーからInsightCatcherのサイトにログインし、キーワードを登録するだけでデータの収集・分析を開始できるとしている。分析対象として設定可能なキーワードの上限数は月額料金によって異なる。

音楽グループ「ABCバンド」のファンにおける関心ごとを分析しているイメージ

(永沢 茂)