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英文チェッカー「Ginger」、学習不要でネイティブ級のフレーズが書ける機能

 イスラエルのGinger Softwareは1日、入力した英文をネイティブ表現に最適化するサービス「Ginger(ジンジャー)」において、文中の英語のフレーズに対して適切なフレーズ候補を表示する機能「Rephraser(リフレイザー)」の提供を開始した。利用は無料。

Rephraser(リフレイザー)のブラウザー版

 Gingerは、ウェブ上にある1兆5000億以上の英単語や英文フレーズを解析し、ウェブブラウザーやMicrosoft Officeで英文を入力する際に、統計分析に基いてネイティブが使う最適な表現に修正してくれるサービス。単純に英文法やスペルをチェックするツールと異なり、文脈や時制を考慮したチェックが行える。

 今回追加したRephraserは、途中まで書かれた文章に含まれる単語や構文を解析し、その後に続く文章を予測。文脈に適切なフレーズを提示して、文章を完成させられる。文章の表現を豊かにしたり、言葉が不足している英文の完成度を高くする修正案もレコメンドする。英作文を学習しなくてもネイティブが使うフレーズが書けるのが特徴という。

非ネイティブが書いたような文章を、より洗練された文章に修正することができる

 例えば、「I miss you and」という未完成の文章は「I miss you and your family」や「I miss you and your touch」といったフレーズを提示したり、「Thanks for your cooperation」という決まり文句も「Thanks for all your cooperation」「Thanks again for your cooperation」といった表現に置き換えられる。

決まり文句はさまざまな表現に置き換えられる

 Gingerは4月に日本で正式サービスを開始し、10週間で7万人のユーザーを獲得したという。ブラウザー版はGoogle Chrome、Firefox、Safari、Internet Explorer 10/9/8に対応している。ソフトウェア版はMicrosoft Word/Outlook/PowerPointのプラグインとして利用できる。

 現在、英文チェック機能とリフレーズ機能は無償提供しているほか、学習機能と文章読み上げ機能が利用できる有償版も用意。有償版は、自分が間違って書いた英語が、前置詞や名詞、時制などのカテゴリーに分類され、苦手なポイントを集中的に克服できる。価格は3年プランで89ドル。

(増田 覚)