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マイクロソフト、10月9日公開予定の月例パッチは“緊急”4件を含む計8件

 日本マイクロソフト株式会社は、10月9日に公開を予定しているセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)に関するセキュリティ情報の事前情報を公開した。公開を予定しているセキュリティ情報は8件で、脆弱性の最大深刻度は、4段階で最も高い“緊急”が4件、2番目に高い“重要”が4件。

 最大深刻度“緊急”の4件は、Internet Explorer(IE)に関するものが1件、Windowsに関するものが3件。

 IE関連のセキュリティ情報は、Windows 8.1に搭載されるIE11を含む、現在サポートされている全バージョンのIE(IE6~11)が対象となる。また、9月18日にセキュリティアドバイザリ(2887505)を公開している、IEの脆弱性についても今回のセキュリティ更新プログラムで修正する予定。

 Windows関連のセキュリティ情報は3件とも、Windows 8/7/Vista/XPおよびWindows Server 2012/2008 R2/2008/2003が対象。このうち1件は、Windows XPの32ビット版は対象外で、64ビット版のみが対象となっている。

 最大深刻度“重要”の4件では、SharePoint ServerやExcel、Word、Sliverlight 5などの脆弱性を修正する。Sliverlight 5はMac版も対象となっている。

(三柳 英樹)