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ヤマハ、音楽経験ゼロでもボカロ曲を作れるiOSアプリ「VOCALOID first」

 ヤマハ株式会社は7日、iOSアプリ「VOCALOID first」の配信を開始した。あらかじめ収録されたメロディー素材を組み合わせることで、簡単にボーカル入り楽曲を制作できる。アプリ本体は無料。追加素材集(1テーマ200円〜)がアプリ内で販売される。

「VOCALOID first」での楽曲制作画面
「楽曲テーマ」の選択画面
ブロック単位のメロディーを組み合わせ、楽曲を作っていく

 音楽経験が全く無くても、合成音声によるボーカル付きの楽曲、いわゆる“ボカロ曲”を簡単に制作できるというアプリ。ヤマハからは「iVOCALOID」シリーズのiOS向け楽曲制作アプリがすでにリリースされているが、音程や音の長さを音符単位で指定するという本格的な作りとなっている。対して、VOCALOID firstではより手軽な楽曲制作が可能。また、開発にあたっては音楽ユニット「元気ロケッツ」のプロデュースやゲームクリエイター活動で知られる水口哲也氏を迎えている。

 VOCALOID firstで楽曲を制作するには、まず「楽曲テーマ」を選択する。既定では「はじめてのボカロうた」「純心ガール☆ポップチューン」「chねら〜@川柳 ボカロ味」の3種類があり、それぞれのテーマに合ったメロディーが収録されている。

 メロディーはブロック単位で構成されており、追加したり、順番を入れ替えるといった各種編集が可能。また、音の高さは音符単位で微調整できる。

 歌詞の入力は自由。各メロディーにはあらかじめ歌詞が付いているが、自由に変更できる。音符の複数同時選択時には、楽曲テーマに沿った歌詞を自動で提案してくれる機能もある。なお、歌声の元となるライブラリーには、日本語女性の「VY1」が採用されている。

 完成した楽曲はm4a形式のオーディオファイルとして保存され、メールに添付して送信することも可能。

 VOCALOID firstの対応端末は、iPhone 4S/5、iPod touch(第5世代)、iPad 2、iPad(第3・4世代)、iPad mini。iOS 6.1以降の環境で動作する。

(森田 秀一)