ファーウェイ、インテリアに溶け込む11n無線LANルーター「WS325」

　華為技術日本株式会社（ファーウェイ・ジャパン）は、IEEE 802.11b/g/n対応の無線LANルーター「WS325」を11月22日に発売すると発表した。オープンプライスだが、想定販売価格は2480円。「e-TREND（イートレンド）」「Caravan YU（キャラバンユウ）」のオンラインショップを通じて販売する。

　インテリアに溶け込む洗練されたデザインの製品だとしており、本体カラーはホワイトで、丸みを帯びた柔らかな印象の筐体となっている。特に背面のカーブラインが特徴で、「夜空に浮かぶ月を連想させる」という。

WS325

　大きさは約137×104×31mm（幅×高さ×奥行き、スタンド部を除く）、重さは約200g。無線LANの最大通信速度（規格値）は300Mbps。有線ポートは100BASE-TX/10BASE-T対応で、LAN側が4ポート、WAN側が1ポート。ワンタッチで無線LAN設定が行えるWPSボタンを本体に備えるほか、無線LANアクセスポイント同士で通信できる中継機能（WDS）や使用状況に応じてゲームなどのデータ量が大きいユーザーに優先的に帯域を振り分けるQoS機能、ステートフルパケットインスペクション（SPI）やパケットフィルタリング、DoS攻撃防止などのセキュリティ機能も搭載する。

　ファーウェイ・ジャパンでは、WS325を新たに日本市場に投入することで、「エンドトゥエンドのデバイスメーカーとしてさらなる製品ラインの拡充を図り、業界に他類のない地位の確立を狙う」（同社副社長／端末統括本部長の呉波氏）とコメントしている。