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「NAVER検索」12月18日にサービス終了、経営資源をLINEとNAVERまとめに集中

 LINE株式会社は22日、日本国内の「NAVER検索サービス」と、「NAVER辞書」などNAVERブランドで展開する一部サービスを、12月18日に提供終了すると発表した。日本国内におけるNAVERブランドは「NAVERまとめ」に集約し、経営資源を「LINE」と「NAVERまとめ」に再配置するという。

「NAVER検索」のページでもサービス終了を案内している

 「NAVER検索」は、「探しあう検索」をサービスコンセプトとして、2009年に日本でのサービス提供を開始。日本向けに独自開発したエンジンを採用し、「中期的には日本の検索市場で第3位を獲得したい」(サービス開始時の森川亮代表取締役社長のコメント)としていたが、提供終了となった。

 「NAVER検索」でPCやモバイル、iPhone/Androidアプリ向けに提供しているすべてのサービスは、12月18日に提供を終了する。また、PCおよびiPhone/Android向けアプリの「NAVER英語辞書」「NAVER韓国語辞書」「NAVER中国語辞書」、iPhone向けアプリの「NAVER世界会話手帳」も、それぞれ12月18日に提供を終了する。

 外部パートナー向けに提供している「NAVER検索エンジン」についても、順次提供を終了していく。

 LINEでは、経営資源の再配置を行うことで、LINEをはじめとする運営サービスの一層の向上に取り組んでいくとしている。

(三柳 英樹)