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Google、各国政府からのコンテンツ削除要請件数を公表、増加傾向が続く

 米Googleは19日、各国政府などから寄せられた要請などに関する情報を公開するサイト「Transparency Report(透明性レポート)」で、2013年上半期(1月〜6月)のコンテンツ削除要請に関するデータを公開した。

 2013年上半期に各国政府から寄せられたコンテンツ削除要請は3846件、対象コンテンツ数は2万4737点で、要請件数は2012年下半期(7月〜12月)から68%増えている。Googleではこのうち36%を要請に応じて削除した。

 Googleでは、各国政府が政治的コンテンツに対して削除を要請する傾向が過去4年間に渡って続いていることを懸念しており、こうした要請はしばしば、名誉毀損やプライバシー、著作権法などを理由として政治的な発言を削除するよう求めてくると説明。2013年上半期には政府への批判に対する93件の削除要請があり、削除に応じたのは3分の1未満だったとしている。

 2013年上半期に削除要請が特に増加したのはトルコとロシアで、トルコの削除要請件数は2012年下半期の10倍以上にあたる1673件、ロシアの削除要請件数は2012年通年の2倍以上にあたる257件だった。

(三柳 英樹)