ニュース

幼児期からのスマホ接触に母親の7割が反対、ただし一緒に遊ぶ母親が半数近く

 MMDLabo株式会社(MMD研究所)は22日、幼児のスマートフォン利用について母親にアンケート調査した結果を発表した。スマートフォンを所有し、0歳~6歳までの子供を持つ20代~40代の女性513人を対象に2013年12月16日~18日に実施したもの。

 これによると、子供と一緒にスマートフォンを使って遊んだことがあるかどうか、およびその頻度は、「よく使っている」が13.8%、「時々使っている」が32.9%、「あまり使わない」が19.7%、「使わない」が33.5%だった。「よく使っている」と「時々使っている」を合わせると、一緒に遊んでいる母親が半数近くいることが分かった。「あまり使わない」も含めれば、6割以上が経験者ということになる。

 経験者340人に、子供と一緒に遊んでいるアプリのジャンルをたずねた設問(複数回答)では、子供向けのゲームアプリが56.9%で最多。次いで動画アプリが35.5%、知育アプリが31.4%、絵本アプリが21.4%、お絵かきアプリが21.1%、大人向けのゲームアプリが16.7%、写真アプリが14.7%、音楽アプリが11.1%、教育アプリが8.2%などと続く。

 一方で、しつけや子供をあやすために、子育てを支援するアプリを利用しているとしたのは、全体の10.3%にとどまった。

 子供が早い時期からスマートフォンに触れることについては、「賛成」が4.5%、「やや賛成」が26.1%、「やや反対」が47.4%、「反対」が22.0%であり、約7割が反対しているという結果になった。

(永沢 茂)