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“ソーシャルバレンタイン”の行動は慎重に、後々リベンジボルノへの悪用も

 マカフィー株式会社は13日、“ソーシャルバレンタイン”に関する意識調査の結果を発表した。「バレンタインをソーシャルメディアで祝う計画はありますか」という設問に対し、「なし」と答えた日本人は88%だった。世界15カ国の平均は58%。

「バレンタインをソーシャルメディアで祝う計画はありますか」の設問に対して「なし」と答えた人々の割合

 調査に回答したのは世界15カ国・18~54歳の9338人。個人のプライバシー意識の実態把握を目的に、恋愛や人間関係とテクノロジーのかかわり合いについて聞いた調査の中から、バレンタイン関連の設問の結果を抜粋した。調査期間は2013年12月3日~2014年1月16日。なお、回答者の性別と年代は均等分けされている。

 「バレンタインをソーシャルメディアで祝う計画はありますか」という設問に対し、日本人は88%が「なし」と答えたが、これは調査対象15カ国中で最も高かった。なお、最も低かったのはメキシコで19%だった。

 「Eメール、メッセージまたはソーシャルメディアページを通じてバレンタインデーに
セクシーな画像またはロマンチックな画像を送りますか?」の設問に「はい」と回答した日本人は6%で、こちらも15カ国中で最も低かった。世界平均は26%で、最も高かったのは中国で53%だった。

 近年、日本でもリベンジポルノへの警戒心が高まっている。今回の調査結果からは、日本人はセクシーな画像を送る割合は低いことが分かったが、一度ネットに流出した画像は簡単に削除できない。ソーシャルバレンタインとしての安易な行動は避けるよう、マカフィー担当者は注意を呼びかけている。

(森田 秀一)