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米司法省、中国軍の将校5人をサイバー犯罪で起訴

〜米企業の情報などをハッキングで盗んだスパイ容疑

 米司法省は5月19日、中国の電子情報を担当する61398部隊に所属する将校5人を起訴したと発表した。FBIは重要容疑者の情報を公開する「Wanted」のページでサイバー犯罪の分野における最重要容疑者として5人の写真と容疑を公開した。

FBIの「Wanted」ページ。写真の上5人が今回起訴された中国軍将校

 米司法省は、61398部隊の将校らは経済的な利益のために共謀して競合他社のコンピュータに侵入、情報を盗んだとして、31の犯罪容疑で起訴。具体的には、Solarworldのコンピュータからコストや価格設定、戦略情報を盗んだほか、Westinghouseが中国国有企業と原子力発電プラントの建設について交渉していた際にプラント設備の設計情報などを盗んだという。

 米司法省は「これらの行為は犯罪である」として、「我々の知的財産を盗む者に対してはあらゆる手段を使って追求していく」と宣言している。

(工藤 ひろえ)