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KDDI研や三菱電機など6者、SDN技術を用いた100Gbps級光ネットワークの相互接続に成功

 株式会社KDDI研究所(KDDI研)、三菱電機株式会社、独立行政法人 情報通信研究機構(NICT)、慶應義塾大学、イクシアコミュニケーションズ株式会社(イクシア)、株式会社東陽テクニカの6者は21日、個々に構築した100Gbps級のコア、メトロ、アクセスの光ネットワークを、SDN(Software defined networking)技術を用いて相互接続する、仮想光ネットワーク構築実験に成功したと発表した。

 この実験では、コア・メトロ・アクセスの各光ネットワークに配備されたそれぞれのネットワーク制御装置が、自らが管理する物理ネットワークを簡易的な論理ネットワークとして統合制御装置(SDNコントローラ)に情報提供し、100Gbps級のトランスポートネットワークを含む大規模ネットワークを、一元的に制御できることを確認したという。

 従来は、多数の装置および複数の異なる方式のネットワークから構成される、大規模・大容量な光ネットワークにおいて、単一の制御装置から一元的に集中管理することは困難とされていたが、今回、このような光トランスポートネットワークについても、ソフトウェアで動的に設定変更できることを確認した。

 なお、この技術は、データセンター間を接続し、広域クラウドを構成する大容量通信ネットワーク技術への応用が期待されるとのこと。また6者では、5月22日〜23日に武蔵野市で開催される国際会議10th International Conference on IP + Optical Network(iPOP2014)にて、相互接続デモンストレーションとして公開するとしている。

データセンター間を接続する光ネットワーク構成

(石井 一志)