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アイ・オー、11ac対応で、5GHz/2.4GHz帯の同時接続が可能な旅先ルーター
(2014/7/2 06:00)
株式会社アイ・オー・データ機器は、出張先や旅先のホテルの室内などでの使用を想定した小型無線LANルーターの新製品「WN-AC583TRK」を発表した。IEEE 802.11acなどの5GHz帯と、IEEE 802.11gなどの2.4GHz帯の同時接続に対応するのが特徴。7月中旬の出荷予定で、価格は5900円(税別)。
対応する無線LAN規格は、5GHz帯が11ac(最大433Mbps)のほか、11aおよびnテクノロジー。2.4GHz帯が11b/gおよびnテクノロジー。5GHz帯と2.4GHz帯それぞれのアンテナを内蔵し、両周波数帯の同時接続が可能。有線ポートは、WAN側×1ポート、LAN側×1ポートで、100BASE-TX/10BASE-Tに対応する。本体サイズは、約62×80×22mm(縦×横×厚さ)で、本体重量は約52g。
無線接続設定では、NFCに対応。NFC搭載スマートフォンなどでは、専用アプリ「NFCコネクト」をインストールし、端末をかざすだけで接続できる。NFC非対応端末でも、専用アプリ「QRコネクト」をインストールすることで、QRコードを読み取るだけで接続可能だ。接続設定を変更した場合、QRコードの再生成が可能。WPSボタンも搭載しているので、ゲーム機器との接続も容易としている。
電源はUSB給電を採用。同梱されるUSBケーブルを使用して、PCや、スマートフォン向けのACアダプターで動作するとしている。端子はMicroUSB。アイ・オー・データ機器によると、MicroUSB給電タイプの無線LANルーターとして、11acの5GHz帯と、2.4GHz帯の同時接続に対応した製品は業界初だという。
購入後2週間以内に、同社サポートセンターへ相談した上で接続できなかった場合、購入代金を返金する「ペイバック保証」が付いている。