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有料電子書籍利用率は10.4%に続伸、iPad以外のタブレットでの利用も増加

 株式会社インプレスのインプレス総合研究所は、電子書籍市場の市場規模や最新動向、ユーザーの電子書籍利用実態を調査した「電子書籍ビジネス調査報告書2014」を7月17日より販売する。CD(PDF)版が5万8000円(税別)、CD(PDF)+冊子版が6万8000円(税別)。

 調査結果のハイライトとして、日本国内の2013年度電子書籍市場規模は推計936億円と、2012年度の729億円から28.3ポイント増加。2013年度電子雑誌市場の推計77億円と合わせて、電子出版市場は1013億円と、1000億円の大台を超えた。2018年度では、電子書籍市場は2790億円程度、電子雑誌市場は550億円程度と、電子出版市場は、3340円程度に成長すると予測している。

 また、有料電子書籍利用率は、2014年5月で10.4%と、2013年5月の調査と比較して2.5ポイント増加。無料の電子書籍利用者を含め、電子書籍の経験者は26.0%と、前年と比較して3.1ポイント増加した。

電子書籍利用率の推移
スマートフォン・タブレット利用別電子書籍利用率

 ユーザーが電子書籍を閲覧する際に利用する端末は、スマートフォンが54.0%(2013年から2.2ポイント増)でトップ。タブレットが46.0%(2013年から11.2ポイント増)と大きく伸びており、特にiPad以外のタブレット利用が増えているという。一方で、電子書籍専用端末は18.1%と前年と横ばいになっている。

有料の電子書籍利用者が閲覧に利用する端末(複数回答)

 有料の電子書籍利用者の4割が複数のストアを利用しており、使い分け方をたずねたところ「価格が安い方で購入する」が52.9%で最も高く、次いで「価格とポイントの両方を見てお得な方で購入する」が36.8%と、ユーザーは価格やポイントなど直接的なメリットを重視する傾向が見られる。

半年以内に利用したストア数
複数ストア利用者の電子書籍ストアの使い分け方(複数回答)

(山川 晶之)