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インターネット広告推進協議会、ネイティブ広告のガイドライン策定へ

 一般社団法人インターネット広告推進協議会(JIAA)は、「ネイティブアド研究会」を8月に発足させると発表した。JIAAの会員企業を中心に今年度中に5~6回の会合を開催し、ネイティブアドの普及・啓発を促すと同時に、日本におけるネイティブアドのガイドラインを策定する。

 ネイティブアド(ネイティブ広告)というのは、記事などのコンテンツと同じ体裁で提供される広告などを指して言われる。読み手側に与えるストレスを最小限にして自然に読ませられる一方で、記事と区別しにくいの批判もある。

 JIAAによると、ネイティブアドは注目が集まっている一方で、概念・定義が曖昧なままとなっており、広告主やメディア企業においても混乱を来たしているのが現状。広告主、メディア企業/プラットフォーム事業者、消費者の3者にとって好ましいと考えがたい事態になっているという。

 JIAAが発足する研究会では、ガイドラインの策定などを通じて「インターネット広告市場におけるネイティブアドの正しい理解促進と市場の健全な育成を目指す」としている。

(永沢 茂)