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宛名入力はカメラ撮影で、「スマホで年賀状2015」サービス開始

 株式会社CONNECTIT(コネクティット)は8日、年賀状作成サービス「スマホで年賀状2015」の提供を開始した。葉書の宛名面をスマートフォンで撮影するだけで、宛名データ(住所録)を作成してくれるのが特徴。また、印刷した年賀状のポスト投函代行も行う。料金は1枚78円から(税込、葉書代は別)。なお、専用のiOS/Androidアプリは無料。

「スマホで年賀状2015」
「宛名スキャン」機能の利用イメージ
文面と合わせて宛名も印刷指定できる

 「スマホで年賀状2015」は、アプリ上で年賀状の文面や宛名データを作成して注文すれば、印刷および葉書の投函代行までを行ってくれるサービス。デザインテンプレートは約500種類。SNS上の知り合いに、住所を知らないまま年賀状を送れる機能もある。

 新機能の「宛名スキャン」は、手元にある葉書や年賀状の宛名面をスマートフォンのカメラで撮影するだけで、簡単に住所録を作成でき、宛名印刷などに利用できる。宛名スキャンはオペレーターが1営業日かけて手動処理する仕様のため、より正確な宛名作成が可能という。なお、撮影した写真の暗号化など、プライバシー面での配慮も合わせて実施している。

 当日15時までの注文で、翌日には印刷物を発送する。ポスト投函代行のほか、注文者自宅への発送を選択することも可能。

 専用アプリはすでに配信しているが、注文の受付は11月1日から。また、宛名スキャンは10月8日から2015年1月15日までの期間限定で利用できる。

 なお、サービスの運営元であるCONNECTITは10月6日に設立された新会社。これまで株式会社博報堂アイ・スタジオが提供していた年賀状印刷サービスを継承した。PCブラウザー対応の年賀状印刷サービス「ネットで年賀状」もCONNECTITが運営している。

(森田 秀一)