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Googleカレンダー刷新、Gmailの予約確認メールから自動的に予定入力可能
iPhone版も提供予定
(2014/11/4 15:16)
米Googleは3日、Android版「Googleカレンダー」のアップデートを発表した。Android 5.0(Lollipop)では同日から利用可能で、Android 4.1以上のデバイスには、数週間以内にGoogle Playで提供予定としている。なお、時期は明示していないがiPhone向けのGoogleカレンダーも準備中とのこと。
Gmailからのカレンダー自動登録機能を搭載し、飛行機のフライト時間や、コンサートチケットの購入、ホテルの予約など、Gmailで受信した確認メールの内容が自動的にカレンダーに登録される。もし、フライト遅延のメールを受信すれば、自動的に更新される。
また、サジェトスト機能を強化。「サラの誕生日ディナーをカフェセレクトで」といった予定を入力する場合、誕生日と入力すると誕生日パーティーや誕生日ディナーといった候補が出現する。また、「どこで」や「誰と」と入力すると、人名や場所などユーザーデータを元に候補に近い選択肢が自動的に表示され、スムーズに予定を入力できる。
過去の履歴も参照し、「ピーターとセントラルパークでランニング」という予定をたびたび登録したことがある場合、「run」という文字を入力するだけで、候補として自動的にサジェストする。
そのほか、予定リスト「スケジュールビュー」のデザインを刷新。予定に関連する写真や地図のほか、ディナーやヨガといった日々のイベントに関するイラストを一覧で表示する。Googleでは、スマートデバイスからの一覧性を向上させるほか、一日の予定に少しばかり華やかさをもたせるものだとしている。