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ニフティ、室内環境を外出先からモニタリングできるサービス、今後は空調の遠隔操作も
(2014/12/5 06:00)
ニフティ株式会社は4日、室内環境見守りサービス「おへやプラス」の正式提供を開始した。
部屋の温度と湿度を専用のスマートフォンアプリから確認できるほか、あらかじめ設定した温度・湿度になるとプッシュ通知で知らせる機能、季節性インフルエンザや熱中症の危険を知らせるアラート機能などを有する。また、離れて暮らす家族の家に設置する場合、設置した場所の天気をアプリで確認することもできる。
室内環境を測定するセンサーには、株式会社グラモの赤外線学習リモコン「iRemocon Wi-Fi」を使用。通信には、ニフティのVPNサービス「スマートサーブ」を利用する。小型の専用機器(サービスアダプター)を通してiRemocon Wi-Fiをインターネットに接続することで、室内環境データをセキュアにやり取りできる。
今後は、センサーが持つリモコン機能を利用した遠隔地から空調を操作できる機能の追加や、機器の設定に不安のある人向けの出張サポート、インターネット接続回線とのセット提供などを予定している。また、複数家庭の室内環境を集中的に管理できる機能の提供で、訪問介護事業などのビジネス分野での利用も見込んでいる。
料金(すべて税別)は、新規申し込みの場合、初期費用が5000円、月額利用料金が980円。スマートサーブユーザーは、初期費用無料、月額利用料金が680円となる。また、サービス提供開始にあわせて、初期費用と月額料金が3カ月無料となるキャンペーンを2015年1月31日まで実施する。なお、2年の最低利用期間が設定されており、それより前に解約する場合は別途契約解除料が発生する。
専用アプリは、現時点でAndroid 4.1.1以上のスマートフォンで利用でき、iOS版については近日公開予定としている。
なお、同サービスは、8月28日にモニター版として提供を開始していたもの。モニター版に天気予報データとの連携や、インフルエンザ、熱中症予防のアラート機能などを追加して正式提供を開始した。