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スマホアプリをダウンロード前に疑似体験プレイ、D2C Rの広告技術「AdPlay」

 株式会社D2C Rは8日より、スマートフォン向けアプリのプロモーションツール「AdPlay(アドプレイ)」の提供を開始した。バナー広告などをクリックした後、外部アプリストアなどに遷移することなく、その場で対象アプリを1分間無料で体験できる。

「AdPlay」の利用イメージ

 AdPlayは、台湾のVMFive社が開発したサービス。アプリの広告と言えば、一般的にはスクリーンショットや動画を用いるが、AdPlayは1分間限定の体験プレイをアプリのインストール不要で擬似的に実現している。

 AdPlayはiOS/Android環境に対応。APK形式のアプリケーションファイルなどをAdPlayに組み込むことにより、あらゆるサイトやアドネットワーク上で表示できるとしている。

 D2C RではAdPlayにより、ユーザーはこれまでよりも正確にアプリの内容を理解できると説明。また、同社の広告効果測定ソリューション「ART」とAdPlayの連携もすでに完了しており、ユーザーの導線や行動履歴なども測定可能。

(森田 秀一)