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Google「ストリートビュー」が“ラピュタ”上陸……要塞跡の砲台、トンネル、レンガの壁を覆う植物

 Google マップの「ストリートビュー」で、神奈川県横須賀市の「猿島」を歩き回れるようになっている。

 猿島は、横須賀沖の東京湾に浮かぶ無人島。現在は公園として整備されており、船で10分ほどで渡ることができる。島内には旧陸軍・海軍の要塞だったころの遺構があり、砲台やトンネルなどレンガ積みの建造物を植物が覆っている光景は、最近、「天空の城ラピュタ」のようだとして人気を集めているという。

 猿島については、Googleによるストリートビューのほか、一般ユーザーが投稿した「Photo Sphere」のパノラマ写真もGoogle マップ上から閲覧できるようになっている。それらの中には、前後の位置関係にある画像をリンクし、ストリートビューのように歩き回れるようになっているものもある。トンネルの中など本家ストリートビューは薄暗くてよく分からない場所でも、ユーザー投稿のPhoto Sphereできれいに写っている場所もあるので、あわせてチェックするのがお勧めだ。

(永沢 茂)