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ベネッセ、個人情報の入力なしで利用できるプリペイド式オンライン学習サービス

 株式会社ベネッセコーポレーションは、「こどもちゃれんじ」「進研ゼミ」の新しい形となる、プリペイドカード式オンライン学習サービス「BenePa」を2月17日に販売開始する。

 プリペイドカードに記載されたコードをBenePaのウェブサイト上で入力すると、用意されている幼児~高校生を対象とした教材を利用できる。ウェブサイト上ではユーザーの個人情報を入力する必要はない。

 プリペイドカードは500円・1000円の2種類を用意。全国のローソン1万1000店舗で販売する。教材は1パッケージ500円で、1年間何回でも取り組める。

 幼児向けの「はじめての英語」や、小学生以上対象の「学年末の総仕上げ」「苦手分野の重点学習」など、好みの分野や単元を選択して学習できる設計。小学生以上の学習では「動画指導」や「音声学習」を盛り込んでおり、誤答率や頻出度に応じた問題を提供することで効果的に学べるとしている。また、進捗に応じて取り組める類題演習を用意することで、個別対応が可能になるという。

幼児向けの「こどもちゃれんじ デジタル知育シリーズ」では、「学び動画」と「あそび電子絵本」を提供する
小学生~高校生を対象にした教材。目的にあわせて最適な学び方できるコーナー設計で構成されており、誤答率や頻出度に応じた設問を提供する

 推奨環境は、Windows 7以上、Mac OS X 10.6以上。ブラウザーは、Internet Explorer、Google Chrome、Firefox、Safariのいずれも最新版。また、Adobe Flash Player 11以上が必要となる。

 今後は、BenePaのラインナップ拡充と、コンテンツに応じた価格バリエーションを検討していくという。

(山川 晶之)