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ASUS、オーディオレシーバー機能とネットラジオ機能、照明機能を備える11ac無線LAN中継器「RP-AC52」

 ASUSTeK Computer(ASUS)は、IEEE 802.11acに対応し、無線LANオーディオレシーバー機能を備える無線LAN中継器「RP-AC52」を5日に発売する。予想実売価格は7000円前後。

RP-AC52

 無線LANの電波が届かない場合などに、電波を中継することで到達距離を伸ばすことができる、コンセントに直接接続するタイプの無線LAN中継器。IEEE 802.11ac(最大433Mbps)に対応するほか、従来規格のIEEE 802.11a/b/g/nにも対応する。

 親機との接続や中継は、5GHz帯(IEEE 802.11ac/a/n)と2.4GHz帯(IEEE 802.11b/g/n)のどちらの周波数帯でも可能で、2.4GHz帯で受信して5GHz帯と2.4GHz帯で中継するといった使い方もできる。本体前面には5GHz帯、2.4GHz帯それぞれの受信状態を示すLEDインジケーターを搭載しており、インジケーターで確認しながら設置に最適な場所を探すことができる。

 本体に3.5mmミニジャックを備え、無線LANオーディオレシーバーとしての動作が可能。アンプ内蔵スピーカーを接続することで、スマートフォンなどから無線LAN経由で音楽再生を行える。対応アプリの「ASUS AiPlayer」はiOSとAndroidに対応する。また、インターネットラジオ機能も内蔵しており、ウェブブラウザーでRP-AC52にアクセスすることで、インターネットラジオを再生できる。

 本体の下部にはLEDライトを搭載しており、本体の前面を指でタッチすることで、LEDライトのオン/オフが行える。廊下などで足元を照らすフットライトや、寝室などで手元を照らすライトとしての使用が可能。タッチオン/タッチオフスイッチは、音楽出力のオン/オフスイッチとしても使用できる。

 有線LANは1ポートで100BASE-TX/10BASE-T対応。本体サイズは54×31×85mm。重量は90g。

(三柳 英樹)