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「マイナンバー管理 freee」提供開始、クラウド上で従業員や取引先のマイナンバーを収集・保管・利用
(2015/9/30 12:57)
freee株式会社は30日、中小企業向けのマイナンバー管理サービス「マイナンバー管理 freee」を提供開始したと発表した。クラウド上で従業員のマイナンバーの収集・保管・利用が行えるようになっており、同社が提供しているクラウド型会計ソフト・給与計算ソフトとの連携機能も順次リリースしていく予定。
料金は月額980円(税込)で、従業員の人数上限はない。また、「クラウド給与計算ソフト freee」「クラウド会計ソフト freee」のユーザーに対しては、追加料金なしでマイナンバー管理機能をセットで提供する。
従業員のマイナンバーの入力は、企業の担当者が行う方法のほか、今後、従業員がスマートフォンから自分のマイナンバーの入力や本人確認書類のアップロードが行えるようにしていく予定。入力されたマイナンバーの情報は暗号化してクラウド上に保管され、特定の人だけが閲覧できるよう権限を設定できるとともに、マイナンバーの参照・更新、ログイン履歴などもすべて記録される仕組み。個人に配布されるマイナンバー(個人番号)に加え、法人マイナンバー(法人番号)の管理や取引先の個人事業主のマイナンバーの収集にも対応していく予定だという。
保管したマイナンバーを利用する機能は今後リリース予定。給与計算 freeeや会計 freeeと連携して、各種帳票へマイナンバー情報を自動で反映するほか、源泉徴収票、保険関連書類、支払調書などにも対応予定だとしている。