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LINEアプリをお店のポイントカードにできる機能、「LINE@」アカウント向けに提供開始

 LINE株式会社は22日より、無料メッセージ・通話アプリ「LINE」の派生サービスとして、「LINE ショップカード」の提供を開始した。「LINE@」アカウントを利用する中小・個人店舗などが費用無料でデジタルポイントカードを発行できる。また、一般のLINEユーザーはQRコード読み取りでポイントを貯められるようになる。

 利用者の多いLINEアプリをポイントカードとして利用できる。店側はカードを印刷して配布する手間やコストがかからず、客側は紛失の心配なく何枚ものカードを持ち歩ける。

 LINE ショップカードを発行するには、LINE@アカウントとLINE@管理アプリが必要。カードのデザイン、特典チケット、ポイント有効期限などの設定はLINE@管理アプリで行う。

 ポイントは、店側が掲出するQRコードを客側のスマートフォンで読み取り、対象のLINE@アカウントをLINEアプリ上で「友だち」として追加すると貯まるようになる。今後、カード発行枚数などを把握するための統計情報機能も追加される予定。

 なお、LINE公式キャラクターグッズショップ「LINE FRIENDS STORE」の原宿店(東京)および仙台店(宮城)では、11月22日までの期間限定でショップカード機能を使ったキャンペーンが実施される。期間中に2回買い物をすると、11月23日以降に使える10%割引クーポンが貰える。

「LINE ショップカード」作成の流れ
統計機能も追加予定

(森田 秀一)