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雑誌「アイデア」のタイポグラフィ/和文書体関連の記事、約10年分をまとめた本発売

 株式会社誠文堂新光社は5日、デザイン雑誌「アイデア」に掲載されたタイポグラフィと和文書体関連の記事約10年分をまとめたという書籍「アイデア・ドキュメント 文字とタイポグラフィの地平」を刊行した。A4変型判・432ページで、3500円(税別)。

 2000年以降に同誌に掲載された古今東西のタイポグラフィについての考察、和文書体や日本語タイポグラフィの歴史研究やレポート、タイポグラフィについてのブックガイドなどを中心に、約30本の記事を収録。同社では「日本語を扱うデザイナー必読の一冊」だとしている。

収録内容

タイポグラフィ時評(全12回)/秀英体──平成の大改刻/今田欣一「今田欣一の書体設計 和字と漢字」/嵯峨本デジタル活字プロジェクト 平安、近世、そして現代へ 対談:永原康史×鳥海修/文字デザインのマニエリスム──1960、70年代レタリング、ロゴタイプ、新書体の諸相/向井裕一「タイポス『タイポス』から『タイポスオールマイティ』、『漢字タイポス』へ」/小宮山博史「ゴシック体の現状と新しい世界の構築」/愛のあるユニークで豊かなタイポグラフィを求めて 座談会:中垣信夫×府川充男×向井裕一/視覚デザイン研究所の発想──同時代のディスプレイ書体を求めて/内田明「日本語活字の文化誌」全4回/祖父江慎「祖父江慎デザイン放談:アンチゴチのむこうに」/内田明「来るべきマンガタイポグラフィ研究のために」/タイポグラフィをめぐる書物──34人の書棚から/祖父江慎「ひらがな骨格ひょうほん」

書体開発をめぐる解説と資料を掲載
描き文字から新書体まで、日本の文字デザインのあゆみ
タイポグラフィ表現をめぐる寄稿記事を再録

(永沢 茂)