Gracenote、音楽業界関係者のための音楽キュレーション支援ツール「Gracenote Rhythm Curation」ベータ版

　米Gracenoteは9日、音楽業界関係者の音楽キュレーションをサポートするウェブベースのアプリケーション「Gracenote Rhythm Curation」を発表した。現在はベータ版で、完全版は12月にローンチ予定。グレースノート株式会社によると、日本でも提供開始するという。

　ラジオ局の選曲担当者やDJ、映画・テレビ番組の音楽担当者、音楽配信サービスや音楽マーケティングなどにおけるプレイリスト作成業務をサポートするために、Gracenoteの保有する楽曲メタデータを活用して提供するもの。アーティストのタイプやジャンル、活躍地域、楽曲のリリース年といった記述的メタデータのほか、機械学習によって数千万曲に付与したというムードやテンポなどのデータを使い、ぼう大な楽曲カタログの中から条件に合った楽曲を選び出せるという。