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「Google Chrome」セキュリティアップデート、危険度の高い脆弱性を修正

 Googleは18日、ウェブブラウザー「Google Chrome」の最新安定版となる、バージョン「48.0.2564.116」を公開し、危険度の高い脆弱性を修正したと発表した。Windows版、Mac版、Linux版が提供され、既存ユーザーには自動的にアップデートが適用される。

 修正した脆弱性「CVE-2016-1629」は、Blinkの同一オリジンポリシーを迂回し、Sandboxを回避することが可能になるというもの。脆弱性の危険度は4段階で最も高い“Critical”に分類される。Googleでは脆弱性の報告者に対して、報奨金2万5633.7ドルを支払ったことを明らかにしている。

(三柳 英樹)