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小中高生の携帯・スマホユーザー、3割がネット上で小遣い稼ぎ、高校生では男子8割・女子7割
ちなみに親は6割
(2016/2/23 06:00)
デジタルアーツ株式会社は、「第9回未成年者と保護者のスマートフォンやネット利活用における意識調査」の結果を発表した。
携帯電話・スマートフォンを持つ小学4年生~高校生618人を対象に、1月8~14日にインターネット調査を実施した結果、30.7%がネット上で小遣い稼ぎをした経験があると回答。高校生に限れば、男子で79.6%、女子で68.9%に上る。
小遣い稼ぎの内容としては、「ポイント交換」が76.8%、「自分の使用していた品物などの物品を販売」が12.6%、「動画や写真を投稿して再生回数・閲覧回数に応じて稼ぐ」が8.9%、「原稿作成・経験や知識の販売」が2.6%、「ブログでアフィリエイト収入」が2.1%、「LINEスタンプ作成」が1.6%など。
1カ月あたりの小遣い稼ぎの金額は、1万円未満が86.8%、1万~2万円未満が6.3%、2万~3万円未満が2.1%、3万~4万円未満が1.6%、5万円以上が3.2%、。平均は1万855円。
小遣い稼ぎをはじめた理由として、「お小遣いはあるが、追加で自由に遊ぶお金が欲しいから」が47.4%で最多。以下、「自分の好きな時間、好きなペースで稼げるから」が33.2%、「お小遣いを自分で稼がないといけないから」が30.5%、「空いた時間がもったいないから」が22.1%、「家計の足しになるから」が11.1%、「近くで自分にあった条件で働ける場所がないから」が9.5%、「友達に薦められて興味を持ったから」が2.6%。
【追記 2016/2/24 12:20】
なお、本調査は未就学児~小学3年生の子供を末子に持つ保護者595人にも実施しており、60.3%がネット上で小遣い稼ぎの経験があると回答。小遣い稼ぎの内容は「ポイント交換」が75.5%と最も多く、1カ月あたりの平均金額は1万4325円で、子供全体の平均金額よりも高い結果となった。小遣い稼ぎをはじめた理由は、「家計の足しにしたいから」が38.7%で最多。