米Google、「Google Wave」を一部企業と学校に今秋公開


 米Googleは1日、リアルタイムコミュニケーションプラットフォーム「Google Wave」を、「Google Apps」を利用している一部の企業と学校に対して公開すると発表した。

 「Google Wave」は、Webページでリアルタイムコミュニケーションを行う次世代のプラットフォームとして、Googleが5月に開催したカンファレンス「Google I/O」で発表されたもの。コラボレーションツールとして、専用のWebページでテキストや音声、動画によるリアルタイムコミュニケーションが行えるほか、外部のWebサービスとの連携も可能になるという。

 Googleでは、独自ドメイン名でGoogleの各種サービスが利用できる「Google Apps」を使用している一部の企業と学校に対して、今秋にもGoogle Waveが利用できるようにすると発表。これによりフィードバックを得て、今後の開発に反映させるとしている。また、2010年にはGoogle Appsの全ユーザーに対して、Google Waveを公開するとしている。


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(三柳 英樹)

2009/9/2 17:53