「Flash Player 10.1」リリース候補版が公開


 米Adobe Systemsは5日、「Flash Player 10.1」のリリース候補版(RC版)を公開した。Windows、Mac、Linuxに対応し、Adobeの実験サイト「Adobe Labs」からダウンロードできる。公開されたRC版をインストールする場合は、現在使用中の「Flash Player」をアンインストールする必要がある。

 「Flash Player 10.1」は、H.264のハードウェアデコードや、マルチタッチスクリーンのサポート、コンテンツ保護システムの「Flash Access 2.0」と組み合わせたHTTPストリーミングへの対応など、現行の「Flash Player 10」から多数の機能が追加される予定の、次期プレーヤーソフト。2009年11月にベータ版が公開され、今回正式版を控えたRC版が公開された。

 Flash Player 10.1は、家電メーカーなどが参加した「Open Screen Project」の成果による初のリリースとなるもので、2010年中にはスマートフォンや各種デバイス向けのFlash Player 10.1のリリースも予定されている。


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(三柳 英樹)

2010/4/7 18:38