中国青海省地震の救援金、ISPなどがネット募金受け付け開始


 中国青海省玉樹チベット族自治州で現地時間の14日午前に発生した地震の被災者への救援金を、ポータルサイトやISPなどが受け付けている。

 ヤフーでは「Yahoo!ボランティア インターネット募金」サイトにおいて壁紙を販売し、その全額を救援金に充てる。募金額は、1口500円から200口10万円まで。また、ユーザーが持っているYahoo!ポイントを募金することも可能だ(1ポイント1円換算)。

 ニフティでは特設ページ「@nifty Web募金」を開設。チャリティコンテンツとしてオリジナル壁紙を販売する。価格は525円、1050円、3150円、5250円、1万500円。これらの売上金全額と、ニフティからの寄付金額を加算して送られる。

 ソネットエンタテインメントでは、So-netのポイントサービス「ソネットポイント」で募金を受け付ける。募金は、1口10ポイントから可能(1ポイント1円相当)。さらに、ユーザーから募金された額と同額をソネットエンタテインメントが加算して送られる。

 3社での受け付け期間はいずれも5月31日まで。募金は、日本赤十字社を通じて被災者の救援活動などに活用されるという。

 このほか、イーバンク銀行では専用口座を開設し、義援金を6月15日まで受け付ける。通常の振り込みでは手数料がかかるが、イーバンク口座の保有者は、同行サイトに用意した義援金告知ページの「寄付する」ボタンからログインして手続きすれば手数料はかからない。こちらも日本赤十字社を通じて、全額が被災者の救援活動などに充てられる。


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(永沢 茂)

2010/4/16 17:06