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ニュースソースとしてのX利用率、世界的に回復傾向。Threads、Blueskyなど新興勢を圧倒

 ニュースソースとしてのX(旧Twitter)の利用率は、一時期は低下傾向にあったものの、世界的に回復傾向であることが明らかになった。

 これはロイターが48カ国・合計約10万人を対象に実施した大規模な調査によるもの。それによると、オンラインプラットフォームのニュースソースとしての利用率は、Facebook(36%)とYouTube(30%)が他を圧倒しており、それをInstagram(19%)、WhatsApp(19%)、TikTok(16%)、X(12%)が追う格好になっている。こうして見るとXは少ないように見えるが、Threads、Bluesky、Mastodonといった競合SNSがいずれも2%以下にとどまっているのに比べてその影響力ははるかに大きい。また、米国(+8ポイント)、オーストラリア(+6ポイント)、ポーランド(+6ポイント)などで大きな伸びが確認されている。

 影響力が低下しているとの見方もあったXだが、一時期は40%を超える勢いだったFacebookが減速しているのと比べると、一定の影響力を堅持しているようだ。ちなみに、前年からの伸びだけでいうと、TikTokとInstagramが、これらのプラットフォームの中で突出した数値を記録している。