アライドテレシス、RADIUS機能内蔵の無線AP「AT-TQ2401」


AT-TQ2401

 アライドテレシスは19日、IEEE 802.11a/b/gに対応した無線LANアクセスポイント「AT-TQ2401」を発表した。IEEE 802.11a(5GHz)のチャンネル帯はW52/W53に対応し、2.4/5GHzは切り替えで接続可能。4月22日より出荷開始する。標準価格は3万240円。

 「AT-TQ2401」は、WPA2/WPA、IEEE 802.1X認証、MACアドレスフィルタリングに対応するほか、RADIUS機能を内蔵し、別途認証サーバーを用いることなくWPA Enterpriseの利用が可能となる無線LANアクセスポイント。接続している無線端末間の通信禁止にも対応し、病院や大学、公共施設などで、無線端末間のアクセスを禁止しつつインターネットのみにアクセスさせることができる。

 設置工数を削減する機能としては、電源起動時に近隣のアクセスポイントからの干渉などを検知し、適切なチャンネルに自動設定する自動チャンネル管理機能を搭載。無線経由で複数アクセスポイント間のブリッジも可能で、ケーブル配線工事なしに電波が届かない死角を消すことができる。また、IEEE 802.3af準拠のPower over Ethernet機能にも対応し、対応機器からネットワークケーブル経由で電源供給が行える。


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(三柳 英樹)

2010/4/19 17:45