Yahoo! JAPAN、リアルタイム災害情報のAPI提供を開始


 ヤフーは21日、災害情報をリアルタイムで緊急告知する「災害情報API」を、外部のサイトへの無償提供を開始した。

 ヤフーでは2004年から、地震などの災害が発生した際に情報を速報する「災害情報表示機能」を運用している。この機能は、震度3以上の地震が発生した場合には3分間、津波の場合には警報が発令されてから解除されるまで、Yahoo! JAPANおよびモバイル版Yahoo! JAPANのページで情報を掲載するもの。

 ヤフーではこの機能を「災害情報API」として外部のサイトへの無償提供を開始。21日から神奈川新聞の公式サイト「カナロコ」に災害情報APIが実装され、Yahoo! JAPANと同様にリアルタイムで地震情報・津波情報が表示される。「カナロコ」での災害情報の表示は、震度5弱以上の場合で3分間、津波の場合は警報が発令されてから解除されるまでとなる。


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(三柳 英樹)

2010/4/21 17:55