「Picasa 3.8」英語版公開、顔の位置を中心にしたスライドショー機能を追加


 米Googleは18日、写真管理・編集ソフトの新バージョン「Picasa 3.8」を公開した。Windows 7/Vista/XPとMac OS X 10.4.9以上に対応しており、同社のウェブサイトから無料でダウンロードできる。なお、Picasa 3.8は現在、英語版のみとなっており、日本語版など他の言語は近日中にサポートする予定。

 Picasa 3.8では、特定人物の顔の位置を中心にして写真をスライドショー再生する「Face movie」機能を追加した。従来のスライドショー機能と異なり、顔の位置が固定されたままで写真が次々と再生されるため、例えば自分の子供が赤ん坊から成人に成長するまでの過程をわかりやすく伝えることなどが可能だ。

 また、7月に写真共有サービス「Picasaウェブアルバム」へ統合された画像編集ウェブアプリケーション「Picnik」が、Picasaからも利用できるようになった。Picnikは、写真の回転やトリミング、リサイズ、赤目補正、色補正などの基本的な編集操作のほか、写真に「シール」を貼るといった遊び要素のある効果を加えられる。

 このほか、バッチ処理によりPicasaで管理する写真をアルバム単位でアップロードする機能などを追加した。


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(増田 覚)

2010/8/19 14:13