バッファロー、コピーガード機能を搭載したUSBメモリー


3年間のウイルスチェック機能が付いた「RUF2-HSC-TV3シリーズ」

 株式会社バッファローは4日、「コピーガード機能」付きのUSBメモリーを発表した。ウイルスチェック機能の利用可能期間が異なる合計3シリーズをラインナップする。最も安価な「RUF2-HSC-2GT」はウイルスチェック機能非搭載の2GBモデルで、1万2500円(税別)。

 今回発表されたUSBメモリーは、全モデルにハードウェア暗号化機能を搭載。ファイルコピーや画面キャプチャー、コピー&ペーストといった作業を、別売の管理用ソフト「RUF2-HSC-MGR(SecureLock Manager)」であらかじめ認証したPCでのみ許可することができる。未認証PCとの接続時は、USBメモリー内に保存されたファイルの編集だけが可能。設定によっては、印刷やネットワーク接続も禁止できる。

 コピーガード機能は、利用者側のPCに特別なソフトをインストールすることなく利用可能。対応OSはWindows 7/Vista/XP/2000で、それ以外のOS使用時は「PASSWORD.exe」が起動しない仕組み。

 ファイルの暗号化方式は256bitのAES。USBメモリーへのアクセス時にパスワードを併用することもできる。なお、コピーガード機能設定時に必須となる「RUF2-HSC-MGR」の価格は4万8000円(税別)。

 「RUF2-HSC-TV3シリーズ」には3年、「RUF2-HSC-TVシリーズ」には1年のウイルス対策サービス「Trend Micro USB Security for Biz」をあわせて提供する。盗難や紛失といった事態に加え、ウイルスによる情報流出への対策も同時に行える。「RUF2-HSC-Tシリーズ」はウイルス対策サービスがバンドルされない。3シリーズとも2/4/8/16/32/64GBのモデルが発売される。


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(森田 秀一)

2010/11/5 19:00