ネットギア、外出先からのアクセスに対応するNAS製品「ReadyNAS Ultra 2」

ReadyNAS Ultra 2

　ネットギアジャパン株式会社は、2台までのHDDが搭載可能な個人向けNAS製品「ReadyNAS Ultra 2」シリーズ3製品を12月に発売する。価格は各製品ともオープンプライス。NTT-X Storeでの先行予約販売価格は、HDDを搭載しないベアボーンタイプの「RNDU2000」が3万4800円、2TB×1モデルの「RNDU2120」が4万9800円、2TB×2モデルの「RNDU2220」が6万4800円。

　「ReadyNAS Ultra 2」は、保存した動画や音楽などのコンテンツを、自宅内のテレビやPCからの視聴だけでなく、外出先での視聴にも対応するNAS製品。DLNAによるLAN内での視聴に加えて、「Skifta」アドオンを使用することにより、知人宅などのDLNA準拠デバイスからPC経由で自宅のReadyNASにアクセスして、コンテンツの再生が可能。また、「Orb」アドオンを利用することで、モバイル端末からのコンテンツ視聴にも対応する。

　外出先からのアクセス用には、独自のリモートアクセスツール「ReadyNAS Remote」機能も搭載。WindowsまたはMac用ソフトをインストールすることで、外出先でも通常のフォルダーと同様に自宅のNASへのアクセスが可能となり、通信は暗号化された状態で行われる。

　ハードウェアは、Intel Atomシングルコアプロセッサと1GBのメモリーを搭載し、従来製品の「ReadyNAS Duo」に比べて約2倍のスループットを実現。ギガビット対応のイーサネットポートを2ポート搭載し、バックアップやiSCSIのトラフィックをそれぞれ別ポートに割り付けた使用も可能。USBポートを3ポート搭載し、前面の1ポートはUSB 3.0に対応する。

　本体サイズは142×101×220mm、重量は2.07kg（ディスク無し）。ボリューム管理は独自の「X-RAID2」のほか、RAID 0/1も利用可能。ディスクスピンダウンモード、電源スケジューラー、Wake on LAN対応など省電力機能も備える。