ネットギア、外出先からアクセス可能なNAS製品「ReadyNAS Ultra」
ReadyNAS Ultra 4 |
ReadyNAS Ultra 6 |
ネットギアジャパン株式会社は、個人向けのNAS製品「Ready NAS Ultra」シリーズを10月に発売する。4台までのHDDが搭載可能な「ReadyNAS Ultra 4」は10月中旬発売、6台までのHDDが搭載可能な「ReadyNAS Ultra 6」は10月後半発売の予定。両モデルとも、ディスクを搭載していないベアボーンタイプと、ディスク搭載モデルを販売する。
価格は各製品ともオープンプライス。NTT-X Storeでの先行予約販売の価格は、「ReadyNAS Ultra 4」のベアボーンタイプが4万9800円、4TB(2TB×2)モデルが7万5800円。「ReadyNAS Ultra 6」のベアボーンタイプが7万5800円、6TB(2TB×3)モデルが10万9800円。
「ReadyNAS Ultra 4」「ReadyNas Ultra 6」は、3.5インチSATA HDDが4台/6台搭載可能で、RAID 0/1/5/6に対応する。IntelのAtomデュアルコアプロセッサー(1.66GHz)と1GBのメモリーを搭載し、ネットギアの従来製品に比べて約2倍のスループットを実現。ギガビットイーサネットポートを2ポート搭載し、同時使用によりパフォーマンスや耐障害性を向上させることや、独立に使用してバックアップやiSCSIのトラフィックを別ポートに割り当てて使用するといったことが可能となる。
独自のリモートアクセスツール「ReadyNAS Remote」を使うことで、自宅のNASへのアクセスが可能。ソフトをインストールすることで簡単にセットアップでき、外出先のPCから自宅内と同様にNAS内のファイルにアクセスできる。リモートアクセスツールは、Windows 7/Vista/XPおよびMac OS Xに対応する。
DLNAにも準拠し、DLNA対応のデジタル家電で動画や音楽などのコンテンツを再生できるほか、新採用の「Skifta」アドオンを使用することで、友人宅などのDLNA準拠デバイスからPC経由で自宅のReadyNASにアクセスして、コンテンツを再生することもできる。また、同じく新採用の「Orb」アドオンを利用することで、モバイル端末などからもコンテンツの視聴が可能となる。
関連情報
(三柳 英樹)
2010/9/30 17:00
-ページの先頭へ-