ウイルスバスターの脆弱性修正プログラム配布、企業向け製品にも影響


 トレンドマイクロ株式会社は14日、「ウイルスバスター」などの同社製品において脆弱性が見つかったとして、修正プログラムを提供すると発表した。対象製品のユーザーに対して適用するよう求めている。

 脆弱性が確認された製品は、ウイルスバスター2011 クラウド、ウイルスバスター2010、ウイルスバスター16、ウイルスバスター コーポレートエディション10.5/10.0/8.0、Trend Micro ビジネスセキュリティ6.0/5.1/5.0。修正プログラムは、同社サイトで、修正モジュールやパッチ、サービスパックといった形で配布している。

 トレンドマイクロによると、この脆弱性は、同社製品のTMTDIドライバにおいて、攻撃者がカーネル内で任意のコードを実行できるというもの。TMTDIドライバを使用するすべてのトレンドマイクロ製品が影響を受けるとしている。


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(永沢 茂)

2011/2/14 16:40